21世紀は個人の時代いくつかの側面だけでとらえると、20世紀は、*社会福祉国家を目指していった(年金制度、健康保険制度など。国民医療費の高騰を招いた・・・) *終身雇用制が確立していた(高度成長期には雇用の確保が不可欠であった) *国や企業も個人の面倒を結構みていた 時代であったと言っていいと思う。 ところが、バブル崩壊後、財政赤字が深刻になり、不況も長引く気配を見せると一転して諸政策が変わってきているのに気づかなくてはならないんだね。 だから、国はここ数年、しきりに、 自己責任 という言葉を使い始めたんだね。 それは、20世紀型の国家運営方式では、やがては破綻してしまう、行き詰まることがわかっているからなんだ。 *ペイオフ解禁(遅れてるけど(笑)) *サラリーマンの健康保険料の3割負担(2003.04から) *年金負担率の上昇 *雇用保険支給額の減額 *終身雇用制度の崩壊(リストラ、早期退職、ワークシェアリング、人材派遣業の隆盛、パート労働の増加) *間接税の負担増(消費税はもっと上がる) *実力主義、成果報酬制度を取り入れる企業の増加(サラリーマンの生き残り競争の加速、リストラの増加) これらは、もう、国や企業に任せていたら、 安心した老後は過ごせませんよ(年金だってもらえるかどうか???) ってことなんです。さらに、 *いつリストラされるかわからない *会社そのものの存続も危うい 時代に突入したんですよね。 こういう大きなうねりをとらえて欲しいんです。そうなると、 21世紀は個人の時代 言い換えれば、「個人がしっかりして生活基盤を確保しないといけない時代」 になると言えると思うんですけど。 あなたはどう思いますか? おそらく、こうしたうねりを感じた人と、何も思わない人とでは、10年後、20年後・・・には大きな差ができてくると思うんです。 感じた人は、先を見越した布石を今から打てるからね。厳しい現実に直面したり、困ってからでは遅いと思うんですよ。 |